ランニングとウォーキングはどちらが体にいいのか?
走るべきか、歩くべきか。
30年以上もの間、走ることが好きな人や専門の医師を悩ませてきた
テーマです。
長い時間元気にウォーキングするのと、軽快にランニングをして脂肪
を燃焼させるのは、どちらが体にいいだろうかと。
その疑問に結論を出すべく、いろいろと調査をしてみました。
そしてようやく結論が出ましたので、その内容を書きたいと思います。
ご確認ください。
■実験の結果
アメリカのある高名な方がやった実験報告では、
ランニング:
消費したカロリーが同じだとして、ウォーキングをする人よりも
簡単に痩せられる。減量するにはランニングの方が良い。
肥満の方の場合は特に効果あり。
【実験結果1】 肥満の人の場合(BMI 28以上)
ランニングはウォーキングに比べて90%も痩せるのに効果的。
ウォーキング:
高血圧や高コレステロール、糖尿病を予防するのには最良の選択。
ウォーキングはランニングより健康改善の効果大。
■エネルギー消費と影響度
エネルギー消費が同じ場合で比較してみるとと、例えば女性の場合、
・5.2kmのランニングは、7.4kmのウォーキングに等しい
・40分のランニングは、1時間20分のウォーキングと同じ効果
・高血圧などメタボ関連のリスクは、ランニングで4.2%、ウォー
キングで7.2%低下
・コレステロールは、ランニングで4.3%、ウォーキングで7%減
る。
・糖尿病のリスクは、ランニングでもウォーキングでも12%減少。
■ランニングでのリスク
ランニングの方が、痩せるための効果が大きいという結果があるので
すが、一方で下半身への負担は大きいのも事実です。
若い人がランニングをするのは、筋肉の発達につながりますが、高齢
の方が行う場合は、「アキレス腱石灰化」、「疲労骨折」、「ヒザの
炎症」などのリスクがあります。
また、かつてカリスマランナーだったジム・フィックスが、1984
年の夏に、早朝ランニングで心臓発作のため倒れ、死亡した事実もあ
ります。
早く痩せれるということは、体への負担が大きいということでもある
ので、自分の年齢・体力・走る目的をよく考えて、走るか歩くかを選
ぶべきだと思います。
■結論
いろいろな見方がありますが、重要なのは科学的観点においては両者
の結果に大きな違いはないということ。本質的には同じ効果があると
いうことです。
ランニングもウォーキングもどちらも健康を増進し、心臓疾患に関連
するリスクを減らす働きがあるということです。
■個人的見解
もちろん健康のこともあるが、痩せることと体を鍛えることが主目的
の人は「ランニング」
中年以上の人でメタボなどを考慮した健康増進が目的ならば、
「ウォーキング」というのがわたしの結論です。
最も大事なことは、運動に時間を割き続けること。
追)わたしはウォーミングアップの5分間をウォーキング、体が温ま
ってから10分間をランニング、そしてクールダウンの5分間を、
再度ウォーキングするというやり方をしています。
