長生きをしようと思えば、もちろん健康を維持しなければなりません。
現代人が健康を保つためには、どうしてもメタボリックシンドロームをクリアしな
ければならないと言われています。
皆さんは、メタボの診断基準をしっかりとわかっているでしょうか?
おそらく無理ですよね。何となくは覚えているとは思いますが、その数字の範囲ま
できっちりとは覚えていないですよね。
しかし実はこの数値というものがあてになるのでしょうか?
検査値がすべて正常であっても、タバコを吸って暴飲暴食ばかりしている人を健康
と呼ぶことはできないでしょう。
では、メタボの診断基準は全く無意味なものなのでしょうか ?
いろいろな本を読んでみると、かならずしもそうではないようです。
大切なのは、メタボの診断基準からどのような「メッセージ」を読み取ることがで
きるのかということです。
メッセージというとピンとこない人がいると思いますが、図表の診断基準をよく見
てみて、何を意味しているのかを考えてみてください。
■メタボリックシンドロームの診断基準
◇必須項目: ・内臓脂肪蓄積
腹囲(腹回り) 男性: 85cm以上
女性: 90cm以上
◇選択項目: ・高脂血症
中性脂肪 150mg/dl以上
または/且つ
HDLコレステロール 40mg/dl以上未満
・高血糖
空腹時 110mg/dl以上
・高血圧
収縮期(最大) 130mmHg以上
または/且つ
拡張期(最小) 85mmHg以上
まず必須項目にウエストのサイズが挙げられています。
三高が上げられていますが、「高身長、高学歴、高収入」ではありません。
もっともっと怖い「高脂血症(脂質異常症)、高血糖、高血圧」がメタボの三高と
なります。
このうち2項目以上を満たしている人が、メタボリックシンドロームと呼ばれるわ
けです。これらの項目に隠されているメッセージとは、次のことのようです。
・ウェストが太い → 食べ過ぎ
・高脂血 → 脂の摂り過ぎ
・高血糖 → 砂糖の摂り過ぎ
・高血圧 → 塩の摂りすぎ
このようにとらえれば、メタボの意味はずっとを明確になりますよね。
これは診断基準をいちいち覚えて、自分の検査値と比べて一喜一憂することよりも
ずっと大事なことです。
メタボとどう向き合えばいいのか?
引き続きそれぞれの項目がなぜ健康に悪いのかについて、詳しく書いていきたいと
思います。そしてその悪い影響を理解してから、その対策を確認し今後のこととし
て取り組んでいきます。(続く)
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■糖尿病コラム: インスリンの発見
1921年、カナダの若き医師バンティングが医学生のベストと一緒に研究し、
インスリンを発見。
1922年1月には、インスリンは糖尿病で非常に痩せた14歳のレナード・
トンプソン君に人間として初めて使用され、その劇的な効果が確認されました。
それまで治療法がなかったために、かかるとすぐに亡くなるか、1日400~500
kcalの食事療法で「骨と魂だけ」状態となっていた糖尿病患者さんが、
インスリンで治療できるようになりました。
これは世界中が待ちに待った発見だったので、人類への偉大な貢献として、
発見後間もない1923年にノーベル賞が与えられました。
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